水平をつくる技術 ―― オフィスロングテーブル什器・研ぎ出し仕上げ

オフィスロングテーブル什器における研ぎ出し仕上げは、視覚的な美しさよりも、長く使われるための安定感が問われます。内村工業では、研ぎ出しを装飾的な工程としてではなく、天板の性格を整える作業として捉えています。骨材の露出量や研磨の段階は、光沢を均一に出すためではなく、複数人が同時に使う場面で違和感が生じないことを基準に調整します。ロングテーブル特有の水平の長さは、わずかな歪みや質感の偏りを強調するため、下地精度から仕上げまで一貫した判断が必要です。肘を置く、資料を広げる、視線が往復する。その繰り返しに耐え、時間とともに落ち着いていく面をつくる。オフィスの思考を支える什器として成立させる。それが内村工業の研ぎ出し仕上げです。

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