使われる天板 ―― オフィス什器テーブル・テラゾ仕上げ




オフィス什器テーブルにおけるテラゾ仕上げは、意匠性よりもまず使用環境に耐えることが求められます。内村工業では、石の配合や粒径を見た目だけで決めることはありません。天板として必要な硬度、手触り、メンテナンス性を前提に、左官の工程を組み立てます。研ぎ出しの深さや押さえの加減は、光沢を出すためではなく、日常的な接触や摩耗に対して表情が破綻しないための判断です。書類を置く、肘をつく、カップを置く。その何気ない動作が積み重なることで、テーブルは完成していきます。均一さを狙わず、使われ方を想定して残された粒のばらつきが、時間とともに落ち着きを生む。オフィスの中で静かに役割を果たし続ける什器として成立させる。それが内村工業のテラゾ仕上げです。


