Rボーダー多い現場でのジョリパット施工|身体知を活かす





ジョリパット ラフ濃淡コテ仕上げ|2×4コーナー R150|左官
ジョリパットのラフ濃淡コテ仕上げは、内村工業株式会社が得意とする「素材との対話」を最も体現できる施工のひとつです。今回の現場では、2×4のコーナー部分をR150の曲面で仕上げており、Rボーダーが多く存在するため、職人の判断と技術力が試される挑戦的な施工でした。角や曲面の形状によって塗り厚や鏝の角度を微調整し、自然な濃淡と陰影を引き出すことが求められます。施工では、下地の状態や乾燥速度を見極めながら、手の感覚でコテを動かし、均一性に偏らない自然な表情を創り出します。Rボーダーごとに光の当たり方や影の変化を計算し、素材本来の奥行きを活かすことで、単なる壁ではなく、空間のリズムを感じさせる仕上がりを実現しました。また、施工中の判断は、触覚・リズム・時間勾配に基づくアルチザンの身体知そのものであり、この現場のやりがいはまさにそこにあります。
ジョリパット ラフ濃淡コテ仕上げは、単に視覚的に美しいだけでなく、触れたときの質感や光の陰影で空間の表情を豊かにします。内村工業は、この施工を通して、Rボーダーの多い複雑な現場でも左官の身体知を最大限に発揮し、空間に静かで力強い存在感を定着させました。


