触覚と判断でつくるモルタル滑り台|左官施工

モルタル滑り台|左官
モルタル滑り台は、単なる遊具ではなく、左官の技術と素材感覚が直に表れる施工です。内村工業株式会社では、滑りやすさと耐久性を両立させるため、モルタルの配合や硬化タイミングを現場条件に合わせて調整します。滑面の微細な凹凸や角度を、触覚と経験に基づき判断しながら形成することで、安全性を確保しつつ素材本来の表情を残すことが可能です。施工では、硬化の進行を見極め、均一に削るだけでなく、子どもが触れたときに心地よい感触を意識して面を整えます。また、雨や風、日差しによる乾燥速度の違いを計算に入れ、クラックや剥離のリスクを最小化。滑り台としての機能性を確保しながら、左官が持つ「触れる技術」の価値を形にしています。
モルタル滑り台は、遊び場に馴染む自然な存在感を持たせることも重要です。単なる造形ではなく、現場ごとの条件に応じた「最適解」を導き出す判断の技術として施工することで、空間に静かに溶け込む滑り台を実現。内村工業は、この施工を通して左官の身体知を遊びの場に翻訳し、機能と美しさを併せ持つ作品として提供しています。


