図面の先にある質感へ

光の当たり方、視線の距離、空間全体の重心。
このデザインサンプルは、トップセメント製品を用い、手の感覚だけを頼りに層を重ね、止めるべき瞬間を見極めて仕上げています。色を置くのではなく、素材の流れや沈み込みを読み取りながら、表情が最も美しく立ち上がる一点で手を止める。その判断の積み重ねが、この静かな奥行きを生み出しています。
UKアートパネルとして空間の主役にも、什器や壁面の一部として設計意図を補強する存在にもなる仕上げです。図面では伝えきれない質感や空気感を、実物として提示できること。それ自体が、空間の完成度を一段引き上げるための確かな選択になります。

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