建物全体を支える左官|集合住宅施工事例





集合住宅の左官施工では、住戸内部、共用部、外部壁面、土間と空間ごとに条件が大きく異なるため、現場での判断力が施工の完成度を左右する。内部では光と影、面の精度を意識し、共用部では人の動線や光の入り方を考慮して仕上げる。外部では風雨や温度差を読み取り、耐久性と表情のバランスを最適化。土間では荷重や摩耗に応じて塗り厚や押さえを微調整する。材料の反応やコテの返りを身体で捉え、建物全体のバランスを崩さずに施工する判断の積み重ねが、集合住宅の品質を支える。内装偏重に固執せず、建物全体を一体として捉えた施工が、建築関係者が「ここは凄い」と認める施工事例を生み出している。


