左官の基礎を支える、配合セメント仕上げ











内外壁|配合セメント仕上げ
配合セメント仕上げは、左官の基本でありながら、最も技術差が表れやすい内外壁仕上げの一つです。
セメント・砂・水を基準としながら、用途や環境条件に応じて配合を調整し、下地・外気・施工条件に適応させていきます。
内壁では、平滑性や均一な表情が求められ、コテ圧や返しの精度が仕上がりを左右します。
一方、外壁では耐久性・防水性・クラック抑制といった性能面が重視され、下地処理から塗り重ねまで一連の工程管理が欠かせません。
配合セメント仕上げは、材料の性質だけで完成するものではありません。
水加減、練り時間、気温や湿度の変化を見極めながら、その場に最適な状態をつくり出す左官の判断力が求められます。
乾きの進行を読み、塗り継ぎや押さえのタイミングを逃さないことが、安定した仕上がりにつながります。
内村工業株式会社では、内外壁それぞれの役割を理解したうえで、配合設計から施工まで一貫して対応しています。
配合セメント仕上げは、装飾に頼らず、左官の技術そのものが壁の質を決める仕上げです。
確かな基礎と施工精度が、建築の耐久性と信頼性を静かに支えています。


