北新地の空間に馴染む、身体知で仕上げる左官壁

トップセメント|アルコセム ベーシックカラー №9 ヒマラヤ

北新地・会員制店舗内装 左官仕上げ

北新地という街が持つ緊張感と静けさ。その空気を壊さず、むしろ奥行きを与えるために、トップセメント アルコセム ベーシックカラー「№9 ヒマラヤ」を用いた左官仕上げを採用しました。ヒマラヤの色調は、白でもグレーでもない曖昧な中間色です。光を強く反射せず、かといって沈み込みすぎない。その微妙な立ち位置が、会員制店舗に求められる“距離感”を空間に与えます。施工では、均一な表情を狙いすぎないことを意識しました。コテの圧、返しの角度、塗り重ねの間。わずかな差が壁面に静かな揺らぎを残し、照明や人の動きによって表情が変化します。これは設計図だけでは決めきれない、現場での判断の積み重ねによるものです。
会員制店舗の内装は、過剰な演出を必要としません。むしろ、長く滞在するほどに心が落ち着く質感が求められます。素材の性能を信頼し、その上でどこまで手を加え,

どこで止めるかを身体感覚で見極める。この左官仕上げは、アルコセム ヒマラヤの持つ静かな強さを、空間の品格として定着させたものです。

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