触れた瞬間に伝わる質 ― ホテルエントランスベンチの左官什器












トップセメント|アルコセム ベーシックカラー
ホテルエントランスベンチ・什器仕上げ
ホテルエントランスに設けられたベンチ什器は、来訪者が最初に触れる「空間の質」を体感する装置です。本施工では、トップセメント アルコセム ベーシックカラーを用い、視覚と触感の両面から空間の印象を整える仕上げを行いました。アルコセム特有の落ち着いたマット質感は、過度な主張を避けながら、建築全体のトーンに静かに寄り添います。光を柔らかく受け止める表情は、エントランス照明との関係性によって時間帯ごとに微妙な変化を見せ、均質でありながら単調にならない奥行きを生み出します。ベンチは、意匠性と同時に耐久性、そして触れた際の安心感が求められる什器です。この仕上げでは、座ったときの温度感や、日常的な使用に耐える強度までを一体として設計しています。素材の性能を前提に、用途・動線・滞在時間を読み取り、必要な表情だけを定着させる。トップセメント アルコセムの特性を最大限に引き出しながら、空間全体の質を底上げする左官仕上げです。


