知性を纏う青|サファイヤブルーが際立つデザイン左官カウンター

オフィスという合理性が求められる空間に、あえて「感覚の余白」をつくる。
エボリューション マイクロデッキMを用いた本カウンターは、サファイヤブルーという明確な色彩を、情報としてではなく“温度”として定着させることを意図している。
顔料の沈み込み、コテの圧、返しのタイミング。その一つひとつが色の深度を決め、光を受けた瞬間に初めて完成する表情へと導かれる。均一に見えて均一ではない、そのわずかな揺らぎこそが、空間に緊張感と信頼感を同時に与える。什器としての耐久性、触れ続けられる前提の質感、そして色が主張しすぎないための判断。設計図では示せない領域を、手の感覚で読み取りながら仕上げていくのがデザイン左官の仕事だ。このカウンターは、装飾ではない。日常業務の中で視線と手が自然に集まり、使われ続けることで完成度が増していく、機能する左官表現である。

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